Usen C50 2005-10-10 No2

『OUTSIDE BY THE SWING』/CHIHIRO YAMANAKA
ユニバーサル ミュージック  UCCJ-2040

今最も目の離せないピアニスト山中千尋と、ロバート・ハースト(b)、ジェフ・テイン・ワッツ(ds)という強豪サイドメンと結成した注目のトリオによる最新作。

0:37:19 Usen C50 2005年10月10日2枚目 『 Outside By The Swing 』
1 Outside By The Swing(02分07秒)
2 I Will Wait(05分14秒)
3 Impulsive(04分36秒)
4 He's Got The Whole World In His Hands(04分06秒)
5 Teared Diary ( Attends Ouva -T'en )(06分05秒)
6 Yagibushi 〜Revised Version〜(04分52秒)
7 Cleopatra's Dream(03分57秒)
8 Matsuribayashi / Happy-Go-Lucky Local(06分22秒)


ジャンル:   ジャズ
フォーマット:   CD
組み枚数:   1
発売日:   2005年09月07日
カタログNo:   UCCJ2040
レーベル:   ユニバーサル
発売国:   日本


HMV レビュー
 
山中千尋のユニヴァーサル・ミュージック「Verve Label」移籍第一弾。山中千尋(p)Robert Herst(b)Jeff Watts(ds):2005年5月録音。

「Atelier SAANO」からの3枚のCD,一枚のDVDのいずれもが過去の日本人ジャズのトップセールスを記録。ニューヨークを拠点として活躍を続ける山中にとって世界を視野に入れる「Universal Music」との契約第一弾。

ジャズスタンダード・ナンバーに加えて、毎回必ず意匠を凝らしたアレンジで聴くものを驚かせてきた「日本もの」今回は“まつりばやし”(中島みゆき)さらに、すでに録音されて山中の名詞代わりとなっている“八木節”、さらに記念すべきファーストアルバムのタイトル曲“Living Without Friday”などオリジナル曲4曲の系13曲を収録。
さらにCDエキストラとして、ニューヨークで行われたオリジナル作品“I Will Wait”のレコーディング風景画像を収録。“ハードに弾きまくる・動く千尋”の演奏シーンが見られます。

2001年のデビュー以来、爆発的な人気を誇り、日本公演の旅にファンを倍増させてきた山中千尋の世界への第一歩を記した「Verve」第一弾、「Verve label」は、かつて、日本ジャズのパイオニアとして、1950年代に米国で活躍し始めて、日本が誇る秋吉敏子が、オスカー・ピーターソンの推薦によって最初に吹き込んだ記念すべき名門レーベル。

秋吉以来、50年を経て、日本の女流ピアニストの系譜に新しい一歩を記すレコーディングとなったのが本作だ!